【基本理念】

このまちに青年会議所が誕生して43年。このまちをより良いまちにしようとする多くの人たちの想いと行動によりこの入間市が形成されてきました。
 青年会議所運動の原点は「新日本の再建は我々青年の仕事である」という理念のもと東京青年会議所から興り、そこに共感する日本全国の青年が「明るい豊かな社会」を目指し自身の地域と向き合い運動を行って参りました。この入間市においても同様に「夢あふれるまち」の実現に向け、これまで先輩諸兄の手によりまちの将来を考え多くの人との交流を図り多くの個性と価値観がぶつかり合う中から新たな可能性や価値が生まれ、このまちに伝播していったからこそ現在の入間市の発展に結び付いたものと感じております。
 いつの時代であっても問題や課題に対して、主体的に行動を起こすのは責任生産世代である若者です。これからこのまちの発展に寄与する子ども達の時代に自分の生きた時代を恥じることなくバトンタッチしていくことが今の時代を預かる私たち責任生産世代の責務であり、それは私たち青年会議所だけが行うべきことではなくこのまちに関わる人すべてが、このまちに対する想いを持って暮らしていかなくてはなりません。

 入間市は首都圏エリア内のベッドタウンとして程よい交通利便性を有し、市街地の周囲には自然環境も残り、また自然災害も少ない住みよいまちであります。一方では対外的に見て特徴的なものと言えば古くから商いとして取り組まれている狭山茶、自然美溢れる一面の茶畑の風景がありますが魅力として認知されていても、このまちで暮らす市民にとっては有る事が当たり前であり、このまちの価値あるものとして認知しているか疑問の残る部分であります。
 一方で、地方創生元年に端を発した人口減少を食い止めようとするシティセールスの流れはこの入間市だけではなく、どの自治体でも取り組まれている全国的な課題です。言葉だけを聞くとこの課題は国や行政が執り行うべき問題と感じる人が多いかもしれません。人口減少を食い止めようとするシティセールスというと一見問題点が見えてこないということもありどこか遠い話のように聞こえ無関心な市民が多いのではないでしょうか。しかし、近い将来確実に入間市にも影響が出てくる課題です。
 活気と魅力のある持続可能なまちとしてこの入間市があり続ける為には、どういったまちがそこに暮らす市民から支持されるのか、これからこのまちの将来を担う世代にとって何が価値となりうるのか今一度見直し、どんな些細な事であっても価値あるものと認識出来る機会を作っていくことが必要です。
 それを仕掛けることが出来るのは能動的にこのまちの問題に向き合う私たち青年会議所であり、まちの未来を想うからこそ積極的に行動に移していかなくてはなりません。私たちの行動に共感を得た市民にまちを想う気持ちは伝播していきます。この入間市で住む、働く、遊ぶ、そして繋がるという一連の流れを生むことがこのまちを持続可能なまちとしていくのに必要な要素です。楽しい雰囲気のあるところには人が集まります。人が集まるところには笑顔が生まれます。笑顔のあるところには活気が生まれます。活気の集まるところにはひとつの流れが生まれます。その流れは市民が自然とこのまちの未来に可能性を感じることが出来る雰囲気を醸成していきます。最初は小さなものかもしれませんが少しづつでも事業に興味を持って携わってもらえる市民の参加が増えればそこには市民の意識を変える機会が生まれます。自分達が関わりを持った事業は終えた時に達成感を感じることが出来、仲間意識が生まれそこで新たなコミュニティが出来るのです。そうした繋がりをこの入間市内で感じることが出来れば、このまちは居心地の良い場所となり自らが大切だと思える住処となります。自然とこのまちを思う気持ちや愛郷心を持ってもらえる雰囲気がこれからの入間市を形成していきます。

 青年会議所が中心となり価値あるものと認識出来る機会を作り多くの人と交流する中で、多種多様な考え方や価値観に触れることは、そこに関わる青年会議所メンバー自身も研鑽されていきます。
 まちをつくるのはひとであり、まちづくり運動と共に関わる私達が成長していく。個人の資質向上が地域経済の向上に繋がり、ひいてはこの入間市の発展に繋がる。まちとひとは共存共栄です。人口減少問題に取り組む中でこれまであった価値あるもの・ことだけでなく、無から有を生み出し新たな価値あるものと認識出来る機会を構築出来る人材こそがこのまちに新しい風を吹き入れてくれる人材です。個人の個性や能力、価値観は入間青年会議所の中で伝播し、周囲の家族や地域、会社の仲間、青年会議所運動で出会った市民の方々に伝播する。そしてこの入間市に伝播し、このまちにとっては大きな一歩となります。持続可能なまちとして多くの世代が活気を持って躍動できるまちを目指して運動に邁進して参ります。