【基本理念】

戦後荒廃した時代の中、「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という強い信念と志を掲げた若き青年たちが集い、国の復興や再建は他の誰でもなく自分たちが担っていくのだという使命感に突き動かされ、1951年に日本の青年会議所運動が発足しました。その後、日本各地に青年会議所運動が始まり、この入間市においても1977年4月に日本で619番目の青年会議所として誕生し、本年度で創立44年を迎えます。この地域の発展のため、青年会議所運動に取り組んで下さった先輩諸氏に心から敬意と感謝を表し、受け継いできた想いや情熱を絶やすこと無く、私たち(一社)入間青年会議所メンバー一人ひとりが変革の能動者となるよう自己研鑽を積みながら、誰よりもまちの課題や問題解決のために率先して行動を起こし、「夢あふれるまち」の実現へ向けて躍進してまいります。

30年余り続いた平成という一つの時代が幕を閉じ、令和という新たなる時代に突入した現在の日本は、物質的な豊かさに恵まれ、交通インフラや情報通信技術の発達によって生活環境は著しく向上し、暮らしやすい社会となりました。その一方で、ソーシャルメディア・SNS等のインターネット上における交流が増えたことで直接顔を合わせる機会が減り、地域社会とつながらなくても生活が出来るようになった結果、地縁的なつながりや人々の心のつながりが希薄化し、地域コミュニティの衰退が進行しております。さらには、車社会や大型ショッピングモールの出店に加え、ネットショッピングの普及による消費者の購買行動の変化により、中心市街地から商店が減り空き店舗が増加し、以前よりもまち自体に活気や賑わいが減少しております。これらの問題は、私たちが住み暮らす入間市においても同様に当てはまり、2010年度をピークに総人口が減少に転じ、同時に少子高齢化や若者の人口流出などの問題に直面しております。

まちに活気や賑わいを創出し、持続可能な地域へとしていくには、長い歴史の中において育んできた文化や伝統を大切にしながらも、これまでにない新たな価値を創造していくことが重要です。そのために、買い物やコミュニケーション・情報発信の場として、様々な機能を培ってきたまちの顔とも言うべき中心市街地を再構築し、多様なコミュニティの「場」へと変換していくと共に、ひととひとが集いつながるための「機会」を創出していくことが必要なのです。

ひとは、顔を合わせたコミュニケーションを通じて心のつながりを感じることが出来、心のつながりの中から多様な価値観が生まれます。多様な価値観とは、思い込みや偏狭的な考えに対して変化をもたらす新たな気付きであり、価値観から得た他者の知識や経験が自分の中の視野や思考の幅を広げ、新たな可能性を見出すことが出来ます。そして、可能性を活かし活躍していくことで、まちに新たな価値を創出していくのです。同時に、この可能性をまちに対しても感じ、自分が活躍出来ると認識することでまちを魅力と感じられ、まち自体も多くのひとから選ばれるまちへと進化していくのです。

本年度(一社)入間青年会議所は、ひととひとが集いつながるための「機会」や、多くのひとが活躍することが出来る「場」を積極的に創出してまいります。

そのためには、市内外問わず多くの人々にまちの魅力や事業について広く情報発信し、まちに関心を持ち携わることが必要です。特に、これまでまちに関心がなかった、あるいは知らなかった若い世代に対し、効果的に情報発信していくと共に交流を図る機会や参加する環境を創出することで、まちに興味を持ち能動的に関わり活躍していくことが出来ます。

また、まちに存在する伝統・文化・特産物・自然景観・建造物といった様々なものにも今一度目を向けていく必要があります。「ないものねだり」ではなく「あるものさがし」の視点を常に持ち、人々が魅力と気付いていないものに対しても丹念に調べ磨き上げ付加価値をつけていくことで、まちに新たな価値を創出していくのです。

中心市街地を起点とし多様な価値観を得た人々が、それぞれの地域で活躍しコミュニティを広げていくことで、新たなつながりが創出されます。やがてそのつながりがまち全体へと波及し、賑わいや活気溢れるまちが実現すると確信しています。まちに新たな価値を創出し持続可能な地域へと進化し続けていくためにも、私たち(一社)入間青年会議所はまちの未来を創造する運動に邁進してまいります。

 

スローガン

「温故創新」

~つながりがまちの未来を創造する~