みなさま、こんにちは。
一般社団法人入間青年会議所 理事長の西澤和記です。
4月には大相撲入間巡業、そして6月14日には第32回わんぱく相撲入間大会を実施しました。
この数か月を通して、改めて感じたのは、入間青年会議所と相撲の関わりは、単なる事業の積み重ねではなく、長い時間をかけて地域の中で受け継がれてきたものだということです。
入間のわんぱく相撲は、1995年に入間青年会議所の事業として始まりました。
これまでの歩みを多くの方からお聞きして印象に残ったのは、入間のわんぱく相撲が最初から順調だったわけではない、ということです。
相撲になじみの薄い土地柄の中で、学校の理解を得ること、スタッフを集めること、参加を広げること。そのどれもが簡単ではなかった。
それでも、子どもたちのために続けてきた。その積み重ねが、今日の入間の相撲文化につながっているのだと思います。
では、なぜ入間青年会議所は、ここまで相撲を大切にしてきたのか。
私は、相撲という文化の中に、子どもたちの心の成長がとてもはっきり表れるからだと思っています。
相撲は勝負が明確です。
勝てばうれしい。負ければ悔しい。
その気持ちをごまかせないからこそ、子どもたちは本気になります。
ただ、相撲の価値は勝ち負けだけではありません。
礼をすること。相手を敬うこと。友達を応援すること。
土俵の上には、その子の強さだけではなく、人としての成長が表れます。だからこそ、相撲には子どもたちを育てる力があるのだと思います。
コロナ禍で一度大会は中止となり、再スタート後は80人ちょっとの参加からの立ち上げでした。
それでも今年は、小学生の児童数が減っている中で、昨年から60人ほど増え、340人以上の参加がありました。
もちろん、コロナ前の最大規模と比べれば、まだ道半ばかもしれません。
それでも私は、この340人という数字に大きな意味を感じています。
それは、この経験をもう一度子どもたちに届けたいという、多くの方の思いが形になっている数字だと思うからです。
そして、今年の大会は私にとって特別なものでした。
私自身、小学生の頃にわんぱく相撲へ出場していました。
そして今年、初めて自分の子どもが同じ大会に出場しました。
親子で同じ経験を共有できる。
しかもそれが、楽しかったという思い出だけではなく、緊張したこと、悔しかったこと、頑張ったことまで含めて共有できる。
世代を超えて同じ経験を分かち合える機会は、実はそんなに多くありません。
だからこそ、わんぱく相撲には大きな価値があるのだと思います。
土俵の上で勝つことだけではなく、その日までに練習したこと、勇気を出して前に出たこと、負けても礼をして土俵を下りること。
その一つひとつが、子どもたちの心を育てているのだと感じます。
入間青年会議所と相撲。
その関わりは、長く続く伝統というだけではありません。
子どもたちの成長を信じ、その機会を地域で支えてきた歴史そのものです。
これからも、一人でも多くの子どもたちに。
そして、一つでも多くの家庭に。
この心の成長の経験を届けていきたいと思います。
今後とも、わんぱく相撲入間大会へのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。



