第47代理事長 松本義明 挨拶

本気の挑戦
私自身の青年会議所での10年の経験から青年会議所運動を一言で表すとこの「本気の挑戦」になります。
本気とはなりたい自分になるために一切の妥協をしない姿勢であり、挑戦とはなりたい自分になるために、積極的な行動を起こすことです。

私たち入間青年会議所は、2023年度「本気の挑戦」〜希望を胸に今こそ行動しよう!〜をスローガンに掲げ全力で運動発信に取り組んで参ります。

旧年中は、橋本直前理事長のもと、「心躍る未来へ」〜共感でつながる持続可能なまちの創造〜をスローガンに掲げ、1年間運動発信をしました。先行きの見えない世の中だからこそ、まちにワクワクを生み出していきたい。そのような橋本直前理事長の想いを体現した取り組みの一つが、昨年8月に打ち上げた入間夢花火です。

「肥沃な大地と豊かな清流の入間に新たな価値観を求めて新たなる時代の萌芽は見えた。」

この設立宣言文を携え、私たち入間青年会議所は、1977年に誕生しました。その後46年にわたり、「明るい豊かな社会」を目指して未来を見据えた運動に邁進してまいりました。

私自身の理事長所信において、この設立宣言文を引用させていただきました。それは今こそ新たな価値観を携えるべきときだからです。

コロナからの復興を目指した新たな時代を作らなければならない、失われた繋がりを取り戻す、との想いです。

また、大きな国際的な課題がロシアによるウクライナ侵略です。青年会議所は国連のマークを携える唯一の民間団体であります。またロシアとウクライナにも青年会議所があります。私たちは青年会議所運動を通じて世界平和を地域から発信していかなければなりません。一刻も早く平和が訪れることを願っています。

私たちの活動エリアの入間市は15万人都市にまで人口が増え続けました。
しかし、現在、人口減少が進み子育て世代が活躍しているまちとは言い難い状況にあります。安心して同世代が子どもを生み育てられる施策を展開し、さらには新しい挑戦を起こすことができる環境を作る必要があります。
そのために本気の挑戦をまずは私と青年会議所が示していかなければなりません。

2023年度は子育て世代挑戦委員会と事業創出挑戦委員会を設立し、運動発信していきます。

私たち入間青年会議所は青年経済人のリーダーとして子育て世代の活躍の場を作り、地域で事業を興すことを通じてまちづくりをしてまいります。そのためには多くの仲間を巻き込んでいく必要があります。仲間づくりも全力で挑戦していきます。

具体的には、子育て世代挑戦委員会は、誰一人取り残さないソーシャルインクルージョンの輪を広め、安心して子どもを生み育てられるまちづくりを進めて参ります。

事業創出挑戦委員会は、事業創出を通じて社会課題の解決を図り、次々に挑戦が生まれやすくなるソーシャルイノベーションの仕組みを構築していきます。

青年会議所では、本気で向き合えば本気で応えてくれる仲間がいます。
一人ひとりの夢を全力で受け止めて応えてくれる仲間がいます。

今年度の日本青年会議所の会頭であります麻生将豊会頭は「夢」を大きなテーマに掲げています。

会頭所信は「ある先輩から挨拶の時に必ずなぜおまえたちは現実的な事ばかりやって、夢を語らないんだ。」と具体的なエピソードを踏まえ始まります。
日本中の青年会議所が夢を語り活動していき、現実にばかり向き合うのではなく夢に向かって行動してほしいという想いが溢れております。

私たち入間青年会議所には、夢があります。
入間市を子育て世代が活躍できるまちにすることです。

私たち入間青年会議所には、夢があります。
社会課題の解決に向けて事業を創り出されるまちになることです。

私たち入間青年会議所には、夢があります。
多くの仲間とともに多様な価値観を受け入れ活動していくことです。

私たち入間青年会議所には、夢があります。
万燈祭りで掲げる夢文字のように、入間市のまちづくりを明るく照らす起点となることです。

私たち入間青年会議所には、夢があります。
夢半纏を着て、運動発信をしていく中でなりたい自分に少しでも近づくことです。

2023年度一般社団法人入間青年会議所は「本気の挑戦」をして一つ一つ夢を実現していきます。ご指導ご鞭撻をどうぞよろしくお願いいたします。